UX組織開発プログラム

スキルマップを活用した個人および企業の診断から、内外製の方針策定、実践演習形式の研修、ハンドブックの開発に至るまでを提供し、UX(User Experience)に強い組織づくりをご支援します。

組織内のUX実践を推進する一気通貫のプログラム

昨今、デザイン思考や人間中心設計などに対する注目度の向上とともに、UXを起点とした事業開発やマーケティング戦略策定をリードできる人財のニーズが高まっています。

しかしながら、多くの企業において、UX向上への取り組みが組織全体の課題であると認識されている一方で、社員のスキル習得や組織内の実践知の蓄積・活用が思ったように進んでいないといった問題を抱えています。

こうした背景を受け、電通デジタルは、過去のノウハウや知見を型化した、独自のスキルマップや組織開発方法論、研修プログラムなどを用いて、 UXに関する組織課題に対して一気通貫でご支援します。

特長1|UXスキルの可視化

電通デジタル独自の「UXスキルマップ」と「UXスキルアセスメントシート」を用いて、現状の個人と組織の強み・弱みを把握します。

UXスキルマップとUXスキルアセスメントシートは、業界や企業環境、対象となる人財やそのバックグラウンド、マネジメント層が目指す組織像などに応じて、柔軟にカスタマイズします。

UXスキルマップ
図 - UXスキルマップ
UXスキルアセスメントシート
表 - UXスキルアセスメントシート

特長2|組織ロードマップと内外製の方針策定

マネジメント層が目指す組織像から、組織の最終的な理想形や、その理想形を実現するための人財像やジョブディスクリプション、スキルを特定します。更に、UXスキルアセスメントで把握した現状のスキルの分布やバラつきを踏まえながら、いかに理想形へと変革していくかというロードマップを策定します。

ロードマップは、育成・採用・アウトソースという3つの観点で、それぞれ具体的な実行プランまで落とし込みます。

  1. 1.
    育成(例):研修、ナレッジ蓄積の方法の検討、各メンバーとの1on1
  2. 2.
    採用(例):募集要項の検討、採用方法やルートの検討
  3. 3.
    アウトソース方針(例):アウトソース先候補の選定、提携方法の検討

UX組織開発ロードマップの一例

図 - UX組織開発ロードマップの一例

特長3|実務に裏打ちされた網羅的な研修

電通デジタルの過去のプロジェクト実績や知見を踏まえて構成された研修プログラムを提供します。全てのプログラムが、座学だけではなく、実際の事業課題をテーマとした演習形式のため、自走を見据えたスキル定着化が期待できます。

プログラムの内容・時間・形式(オンライン/オフライン)は、スキルアセスメントの結果や、ロードマップ、各社様のご状況を踏まえてカスタマイズします。

研修ラインナップ

図 - 研修ラインナップ例

特長4|定着に向けたUXスキル標準化

組織の理想形を見据えた際に、特に重要度が高いと考えられるスキルを中心に、業務のなかで参照・活用できるハンドブックやガイドラインを開発します。さらに社内説明会や相談会を通じて対象者様に浸透を図っていきます。

内容は、各社様の状況に依りますが、これまで以下のハンドブックやガイドラインを開発しました。

例)

  • UXの基礎ハンドブック(UXの基礎的な知識を明記した全社員向けのハンドブック)
  • カスタマージャーニー開発のプロセスブック(セグメンテーションからペルソナ策定、カスタマージャーニーマップ策定に至るまでの業務の流れを明記した、全社のマーケッターおよびIT部門向けのハンドブック)
  • UXリサーチガイドライン(UXリサーチをディレクションする際の手順をまとめたガイドライン)
  • UI/UX開発ガイドライン(UI/UXの良し悪しを判断するための開発者向けのガイドライン)
  • UI/UX開発プロセスガイドライン(UI/UXの方法論や進行について明文化した、プランナー・デザイナー・開発者向けのガイドライン)

実施の流れ

以下5つのステップでUXに強い組織づくりをご支援します。
各社様のご要望・ご状況に応じて、部分的にご支援することも可能です。
(例:STEP3の研修だけ実施、STEP1と4で個人診断は実施しつつも組織診断はなし、など)

図 - 実施の流れ・ステップ

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